Aさんのお悩み
近所のドラッグストアのバイトに落ちてしまいました。
最初は落ち込みましたが、周りの友人でもドラッグストアのバイトの面接に落ちてしまったという人も多く、ひょっとしてドラッグストアのバイトの面接は厳しかったりするのでしょうか?
ぜひ教えていただけたら嬉しいです。
ドラッグストアのバイトは、自宅からも通える近所でも募集していることも多いため、意外と人気の高いバイトの一つです。
そのため、バイトの求人に応募したけどダメだったという声も意外と多いようですね。
この記事では、ドラッグストアのバイトの求人の実態と、面接のコツをあわせて解説していきます。
ドラッグストアで役に立つ資格に「登録販売者」があります。
登録販売者は一部の医薬品を薬剤師に代わって販売できる資格であるため、ドラッグストアのように医薬品を扱う業界では重宝されやすい資格です。
そのため、持っていることで採用されやすくなることもあります。
興味のある方は「登録販売者はやめとけってホント?」の記事も参考にしてください。
Table of Contents
ドラッグストアのバイトの面接は厳しい?
私自身もドラッグストアで働いたことがありますが、何度かドラッグストアのバイトの面接には落ちています。
面接の内容が厳しいとは思いませんが、意外と採用基準が厳しいところも多いです。
ドラッグストアのバイトの採用が厳しい理由を解説していきます。
①清潔感が求められる
ドラッグストアは医薬品などを扱っているため、清潔感にはとても気を使っています。
そのため、店内の雰囲気はもちろん、従業員にも清潔感が求められます。
ドラッグストアの店員で派手な人ってあまり見ないですよね。
そのため、髪を染めすぎていたり、肌を焼きすぎていたりするような派手な外見をしていたり、
髪がボサボサだったり服がしわだらけのような清潔感のなさで意外と評価を落とすことがあります。
②希望する年齢層が広い
バイトの種類によって、若者に人気のバイトや主婦に人気のバイトなど色々な種類がありますが、
ドラッグストアのバイトは様々な年代に、しかも男女問わず人気が高いため応募者のライバルが多い傾向にあります。
一人のみの募集枠に学生から主婦、フリーターまで幅広い層からの応募があるなんてこともあります。
下記でも解説しますが、これがドラッグストアのバイトの倍率が高くなる一つの原因ではないかと考えられます。
③倍率が高い
ドラッグストアはコンビニなどと比べると店舗数も少ないわりに、ファーストフードのように大人数のパートでシフトを組む訳ではないため、
(大型店舗などではかなり大人数で回しているところもありますが)意外と募集の枠が少ないわりに応募が集まりやすく、競争が激しくなることも多いです。
1人の応募枠に5~6人が応募してくることもざらにあります。
そのため、採用も週4〜5出勤できるが最低ラインになるような厳しい条件となることもあります。
ドラッグストアの面接でよくある質問
厳しいドラッグストアの面接をクリアするためには、面接対策は必須です。
あらかじめ質問内容を想定しておき、自分の中でどう答えるかをきちんと回答しておくことが重要になります。
ここからはドラッグストアの面接でよくある質問をご紹介していきますので、ぜひ面接の参考にしてください。
ちなみに、質問への回答は一度は声に出して練習してみることが大切です。
頭の中だけで思い浮かべてても、いざ本番で聞かれると答えられないことも多々あります。
ぜひ面接前には実際に声に出して回答する練習をしてみましょう。
土日祝日の勤務は可能ですか?
土日祝日は休みを取りたがるバイトも多いため、休日に出勤ができるバイトはそれだけで評価されることも多いです。
そのため、ここで出勤できるかできないかを採用基準にしている求人も多いため、出れるならばなるべく出勤できると回答しましょう。
部活や家庭の事情で出れないことが分かっているのに出れると言ってしまうと、後から話が違うとなりかねないので、出れないならばはっきりと伝えるようにしましょう。
シフトにはどれくらい入れますか?
出勤可能な時間や週何日勤務を伝えましょう。
たとえば、週3勤務が希望だった場合はその旨を伝えつつ、なるべくシフトの都合には協力するという姿勢を見せておくと好印象です。
長所と短所を教えてください
自分の性格を分析した回答のなかに、「周りの友人からはよく〇〇と言われます」のように客観的な意見を取り入れることでより分かりやすく伝えることができます。
また、短所はそのまま伝えるだけでなく、今後はどのように短所を克服していくかなどを合わせて伝えることが大切です
いつから働けますか?
学業や家庭の都合などに合わせて自分が働ける時期を事前に考えておきましょう。すぐに働けるときはその旨を伝えて大丈夫です。
ただし、理由もなく1か月後や2か月後などと答えてしまうと、やる気がないのかと考えられてしまうため、面接のときから働けるまでの期間が空くときはきちんとその理由を説明しましょう
ドラッグストアのバイト面接の服装
面接の服装は採用の合否を左右する大事な要素の一つです。
バイトだからと適当ではいけません。
大切なのは清潔感のある服装を意識することです。
バイトの場合はスーツを着ていく必要はありませんが、派手な服やしわだらけの服はNGです。
控え目でカジュアルな服装を意識しましょう。
男性の場合は襟付きのシャツ、
女性の場合控え目な色のカーディガンやブラウスなどが無難でしょう。
ドラッグストアの面接には筆記試験はある?
ドラッグストアの面接に筆記試験ってあるの?というのもよくある疑問の一つです。
これについては会社ごとに方針があるため、一概には言えませんが筆記試験までは実施していないところが多いようですね。
私も何か所かドラッグストアのアルバイトの面接には挑戦しているのですが、筆記試験まで求められることはなく面接のみで終了でした。
塾講師のように知識量が求められたり、正社員採用でもない限りバイトに対して筆記試験まで必要とするところは少ないのではないでしょうか。
ただし、一方で筆記試験を実施しているドラッグストアも少ないですがあるようです。
ですが、筆記試験があったとしても薬に関する専門的な知識が問われるような難しい試験とは考えにくいため、会社側から試験範囲などの指定がない限りそこまで対策していく必要はないでしょう。
ドラッグストアはバイト初体験の人におすすめ
ドラッグストアのバイトはレジ打ちや品出しなど、様々なバイトに通じる業務を学べるうえに、飲食店のように目の回るような忙しさもほぼないため、落ち着いて業務に取り組むことができます。
まだバイトを経験がしたことがないという人にとっては、多様な仕事を経験できるうえにじっくりと取り組むことができるため、初めてのバイトにはドラッグストアのバイトはとてもおすすめです。
まとめ
このように、ドラッグストアのバイトの面接は意外と厳しく、
採用されるためにはしっかりとした面接対策が必要です。
バイトの面接だからと油断せずにしっかりと準備して挑戦してみましょう。
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