皿洗いと言うと、昔から定番のアルバイトですね。
皿洗い限定のバイトとなると数は限られますが、飲食店で働けば必ずと言っていいほどやることになる皿洗いの業務。
しかし、この皿洗いの業務が過酷だと言う意見もあります。
皿洗いの仕事はどのあたりがきついのか、この記事で解説していきます。
Table of Contents
皿洗いのバイトのきついところ
それでは、まず皿洗いの仕事のきついポイントを解説していきましょう。
皿洗いを経験した人からは以下の点が特にきついポイントだと言う意見が多いですね。
- 立ち仕事
- 手荒れがひどい
- 冬は体が冷えやすい
- 終わりが見えない
①手荒れがひどくなる
皿洗いのバイトで最もきついと感じるのが「手荒れ」です。
特に女性の方に多い悩みですが、皿洗いのバイトと言えば、冷たい水と洗剤に常に手がさらされている状態となるため、常に手荒れの悩みが尽きません。
ひび割れや皮向け、肌のカサつきなど、様々な症状が伴います。
そのため手袋は必須ですが、それでも長く続けていれば少しずつ肌荒れは悪化していきます。
仕事前や終わりの手肌のケアは忘れずにしっかりと行いましょう。
②立ち仕事
皿洗いの仕事は基本的に立ちっぱなしです。
動き回れるならばむしろ楽ですが、一か所に立ちっぱなしで仕事をし続けるのは意外とハードです。
そのため、慣れないうちは仕事が終わったら足がガクガクなんていうのはまさにあるあると言えます。
皿洗いをするにも体力が必要ですね。
③冬は身体が冷える
キッチン内は夏は火を使い高温になりやすく、冬場は冷えやすいと気温の影響を受けやすい職場です。
とくに皿洗いは冷水を使って行う場面も多いため、冬場などは特に冷えやすくなります。
人の体は三首(首・手首・足首)は冷やしてはいけないと言う言葉があるように、手首が冷えると体中が一気に体温を持っていかれます。
④終わりが見えない
え洗い場にはお客様の食べ終わった食器が次から次に運ばれてきます。
特に繁盛店などの場合は、洗っても洗っても洗い物が溜まっていくなんて毎日のことですし、洗い場がモタモタしていると使う食器が足りなくなるなんてことになるため、のんびりやってもいられません。
仕事内容も工夫をしたり、色々なことをするようなものではなく、基本的には単純作業になるため、やってもやっても減らない食器の山に、うんざりするのも辛いポイントの一つですね。
⑤衛生的にきつい
飲食店のため、洗い場ではどうしてもお客様の食べ残しの処理などをしなければなりません。
食べ残しの山はどうしても臭いなどが出やすかったり、見た目もきついものがあります。
慣れてしまえば大したことはないかもしれませんが、潔癖症の傾向がある人には辛い仕事かもしれませんね。
皿洗いのバイトで手荒れを防止するには?
皿洗いのバイトのきついところでも取り上げましたが、手荒れは皿洗いをしていれば必ずと言っていいほど悩みの種となります。
なかには手が荒れすぎて皿洗いをするのが困難になるほど痛いと感じる人もいるくらいです。
そこで、次に手荒れを予防するための方法をご紹介していきます。
ゴム手袋をする
最も手軽で確実な手荒れ予防ですね。
おそらく、皿洗いの仕事に入る際は上司の方もするようにおすすめしてくれるはずです。
ですが、調理場やホールと兼務していたりすると、手袋の付けたり外したりを繰り返している内に面倒になってしまったり、洗い物が追いつかなくなって、付けずに洗い物をしてしまったりすると思います。
可能なときは面倒くさがらずになるべく手袋は付けるようにしましょう。
水に強いハンドクリームを使う
ハンドクリームと言っても、どれでも良いわけではなく、水に強いタイプや弾くタイプのハンドクリームを使ってみましょう。
適当な安いハンドクリームだと、洗い物の勢いですぐに落ちてしまったり、流れてしまうため、少しくらい値が張ったとしてもしっかりと防水してくれるタイプのハンドクリームがおすすめです。
手についた洗剤はしっかりと落とす
洗い物をしている際の手荒れの原因は、洗剤の強い刺激です。
そのため洗剤が手に残ってしまっていたりすると、手が常に刺激にさらされてしまうような状態になるため手荒れを早めることになります。
水で流すだけでもある程度は手から落ちますが、しっかりと落とさないと目に見えないだけで手に洗剤が残ってしまっていることも多くあります。
忙しくて、なかなかしっかりと手洗いをする時間を取るのも難しいかもしれませんが、洗い物のあとは可能な限り丁寧に手洗いをしてあげるといいでしょう。
皿洗いだけのバイトはある?
皿洗いのバイトというのは、昔からバイトの定番というイメージもあり、やってみたいと言う方も多いようです。
皿洗い専用の洗い場の仕事もありますが、
多くの場合、飲食店のアルバイトに付随する業務として募集されることが多いです。
しかし、繁盛店や、食器の量も多いホテルなど洗い場に常に人を置いておかなければいけないような店舗では洗い場のみの募集というのもあります。
気になる方は「洗い場 求人」などのワードで調べてみるといいでしょう。
皿洗いのバイトの体験談
ここからは、実際に皿洗いのバイトを経験したことがある方の体験談をご紹介していきます。
皿洗いのバイトに興味があると言う方はぜひ参考にしてください。
※随時更新予定
Aさんの体験談
少し大きいホテルの皿洗いとして働いています。
掃除などの家事や皿洗いなんか好きだったからくらいの気持ちで最初は応募しました。
掃除の際なんかも、散らかっていれば散らかっているだけワクワクするようなタイプだったりしたので、
そんな性格も仕事に合ったのか、汚れた食器が次から次に来るこの仕事は楽しく取り組めています。
基本的には残飯を捨てて、軽くゆすいだ食器を食洗器に入れての繰り返しですが、忙しくて洗い物が大量にあるときなんかは、どう効率よく回そうかワクワクしたりします。
よくある、肌荒れの問題はゴム手袋とクリームで頑張って防ぐようにはしていますが、私のところは皿洗い以外にも片づけや簡単な食材の準備なども手伝わされるので、ゴム手袋のつけ外しが多くて、
毎回付け直しているととても間に合わないときはそのまま直でシンクの水に手を入れてお皿を洗ったりするので、どうしても肌荒れなどは防ぎきれません。
洗い物なんかの家事が好きと言う方にはおすすめの仕事だと思います。