Aさんからの質問
バイトに何回か面接に行きましたが、どれも受かりません。
友人に面接の練習に付き合って貰ったりしますが、受け答えはそこまで気にならないと言って頂けたので、なんでこんなにも受からないのか分かりません。
練習に付き合ってもらった友人に相談したところ、私が週2の希望を出しているのが条件に合わないのではないかと言われました。
一応、出勤の最低日数に特に条件のないところに申し込んではいるのですが、やっぱり週2だと少ないのでしょうか?
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バイトは週2の希望では受からない?
面接で落ちた人が週2希望で出したところ、落ちてしまったという話をたまに聞きます。
面接がなぜ不採用だったのか教えてくれないため、「ひょっとして週2希望だと少なすぎたのかな」なんて悩みを抱える方も多いです。
もちろん、面接の基準は採用先によって非常に様々な事情が関係してくるため、週2であることが本当に関係しているのかは分かりませんが、
週2の希望で面接に受かる人もいれば、「週2ではちょっと…」という理由での不採用はわりとありえます。
週2ではなぜ受からないのか、まずはその理由を一つずつ調べていきましょう。
週2では受からない理由①戦力になるまで時間がかかる
週2と言うと、基本的に毎日営業をしているようなサービス業などでは「あまり出勤してない」というイメージを持たれます。
これは全体的に週3以上の出勤数があるアルバイトで構成されていることが多いことが理由の一つです。
そのため週2だと、覚えることの多い仕事の場合は業務を教えるのに1か月。
使い物になるのに3か月なんてケースもざらにあります。
個人の器量によるところもありますが、前回教えてから日数が空いてしまうよりも一度教えてすぐに出勤がある人の方がバイトで戦力になるのが早いのは間違いありません。
また、仕事を教えている研修期間中に辞めてしまう人も少なくないため、週2の出勤で少しずつ教えていたのに、仕事を教えきり、やっとスタートだと言う頃に退職を言われた経験のある管理者も少なくないはずです。
週2では受からない理由②バイトの数を増やしたくない
採用側はバイトが増える分、交通費や保険、さらに個々のメンタルの管理など一人バイトが増えるだけでもかなり手間が増えます。
そのため、週2のバイトを2人雇うよりも週4のバイトを一人雇った方が手続きの手間も減りますし、上述した通り戦力になってくれるのも早いのでメリットが大きいというのも理由です。
週2では受からない理由③すぐ辞めてしまうのではないかと不安に感じる
週2の希望者の場合、採用側としてはどうしても本当に仕事に熱意をもって取り組んでくれるのかという印象を抱いてしまう微妙なラインです。
何か正当な理由があるのならまだ分かりますが、ここで特に理由もなく週2日を希望しているなら、そこまでこの仕事をしたくないのではないか、すぐに辞めてしまうのではないかと不安を感じることもあると思います。
バイトにそこまで求めるのは酷なことかもしれませんが、やはり採用側としては熱意のある人に来てほしいというのが本音です。
また、週2のバイトの方よりも、週4、5で入るアルバイトの方が長続きしやすい傾向にあるのも事実だったりします。
バイトの週3希望でも受からない?
ここまでは週2希望で受からない理由について解説してきましたが、週3だった場合はどうでしょうか?
これはあくまで採用にかかわって来た私の体感なのですが、週3になった途端割と手堅い印象を受けます。
可もなく不可もなく、週3だと少ないかなと感じることはあまりありませんでした。
もちろん贅沢を言えば週4、5出れる人が理想だと思いますし週4のバイトだったらかなり良い条件の人が応募して来たと感じます。
もちろん週3の希望だったとしても、人柄や出勤曜日や希望の時間で週2の方を優先することもあります。
ケースバイケースと言ってしまえばそれまでですが、週2と週3ではだいぶ印象が変わるかなというのが私の経験上のイメージでしたね。
バイトが週一からでも可能は嘘なのか?
週一から可能だと言うから面接に行ったのに落ちてしまったと言う人もいます。
実際にこの週一から可能というのは採用側としてはどこまで本当なのでしょうか。
これについてはもちろん、様々な事情があって週一から可能と書いていると思うので、絶対に嘘だとは言えませんが、応募の敷居を低くするために書く場合もあります。
また、多い印象のケースは週一からはあくまで最低条件であって、よほど条件の良い方でない限りは雇うつもりはなく、
週4や週5で入れる人がいたらそちらを優先するというのが正直なところです。
では、週一でのバイトは無理なのかと言えば決してそんなことはありません。
サービス業の場合は土日や祝日など、バイトが休みたがり、サービス業は繁忙日という日にピンポイントで入ってくれるならば、むしろ週一でもかなり助かるところも多いため、採用されやすいのではないかと思います。