男性Aさんのお悩み
先日、応募していたバイト面接をバックレてしまいました。
理由は、正直なことを言うと面倒になったことに尽きます。
面接まで2週間時間が空いていたのですが、その間にそこまで応募したところで働きたいという気持ちもなくなってしまい、
面接の辞退をしなくちゃと思ったまま、言い出しにくさなどもあってなかなか断る連絡をすることもできずに、面接当日になってしまい、結局そのまま無断で欠席してしまいました。
面接時間を過ぎたあたりで何度か電話が来ましたが、すべて無視してしまっています。
申し訳ないと言う気持ちはあるのですが、今さら謝りにいく勇気もなく…
バイトの面接のバックレをするとこのあとどうなるのでしょうか?
やっぱり家に連絡が来たり、なにか犯罪になってしまったりするのでしょうか?
面接のバックレはよくなかったですね。
ですが、実は面接のバックレをしてしまったことがあるという人は意外と多いのではないでしょうか?
私もバイトの採用を担当していたことがありましたが、面接のバックレを食らったことは結構多くありました。
この記事ではバイトの面接をバックレてしまうとどうなるのかを解説していきます。
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バイト面接のバックレはやばい?
バイトの面接をバックレるとやばいのかと不安になる方が多いですが、
バックレたらどうなるのかと言う疑問に対して結論から申し上げますと基本的には何も起きないことが多いです。
面接時間に来なければ事前に聞いていた連絡先に電話をすることくらいはあるかもしれませんが、
1,2回連絡しても通じなかったらそこで対応は終わりというところがほとんどですね。
店側も内定すら出てない人にそこまで時間をかけていられないというのが本音でしょう。
しかし、だからと言ってバックレて良いというではありません。
面接官の人も忙しい中でその時間を空けて予定を作っていたはずですし、面接のための準備もあります。
バックレは間違いなく迷惑ですし、その企業からは怒りを買うことにもなります。
何事もないことが多いとは言いましたが、バックレても何も起こらないとたかをくくっていると何かしらの形で痛い目を見ることだってあるかもしれません。
そのため、もしも面接に行く気がなくなってしまったならば、バックレるのではなく必ず辞退の連絡を入れるようにしましょう。
きちんと面接の辞退の連絡をすれば採用側もそこまで気にしないことが多く、
「面接のキャンセルですね。わかりました」くらいで終わることが多いです。
面接に行く気がなくなってしまい断りの連絡を言い出しにくかったり、連絡するのが面倒だと言う気持ちはわかりますが、
面接に挑戦する気がなくなったならば速やかに断りの連絡を入れましょう。
面接のバックレでブラックリストに乗ることはある?
面接のバックレをしてしまったけれど、バックレた人をリストして企業間で共有するブラックリストがあるのでは?と不安に感じる人もいると思いますが、このようなブラックリストは基本的にはありません。
求人で知り得た応募者の情報は当然ですが個人情報です。
その情報を企業間で共有すれば、それは当然個人情報の観点からも問題となります。
バックレたことに怒ってそんな情報を共有するよりも、個人情報の管理を問われる可能性を背負うほうがリスクが高いため、
バックレた情報のブラックリストというのは常識的に考えて存在しない可能性が高いでしょう。
ですが、そのようなブラックリストがなかったとしても、
バックレた際の面接官が他社に転職していてそこで鉢合わせる可能性や、
個人経営くらいの小さな店舗であれば、店長が「この間面接でバックレられちゃってさ〜」なんて他の経営者に雑談として漏らしてしまうことだってありえます。
(もちろん問題ですが…)
このように、ブラックリストと呼ばれるものはなかったとしても、
バックレには、自分の想像の届かないようなところで様々なリスクがあります。
バイトの面接をバックレても再応募はできる?
バックレてしまったけれど、一度は良いと思ったバイト先のため、しばらくしてもう一度働きたいと言う気持ちになる人も少なくありません。
「あれから数か月経ってるし大丈夫だろう」
なんて気持ちで再応募しようとする人もおそらくいると思います。
もちろん、バックレたことなんてすっかり忘れられていてすんなり面接に通ったという人もいると思います。
ですが、やはりバックレと言う行為は、社会人のマナーとしては最悪の行為です。
バックレたときは追求こそしなかったけれど、面接官側は根に持っていてしっかりと名前を覚えていると言う人も多いでしょう。
上述したように、企業間のブラックリストのようなものはないとしても、
なかには応募者のリストを企業内で管理していて、そのリストの中に以前バックレた情報がしっかり記録して残されているところもあると言います。
そのため、どうしても再応募をしたいと言うならば、
前回のバックレをしっかり覚えられていて面接すら受けさせてもらえなかったり、面接時にバックレについて追求される覚悟は持って応募しましょう。